こんにちは。
J専3年目の娘がいる、J専出身ママです。
今回は、ヤマハ音楽教室に通っているお子さんが幼児科2年目修了時にうける試験 「幼児科音楽基礎グレード」 について紹介します。
「幼児科音楽基礎グレード」ってどんなことをするのか、試験対策は必要なのかと不安に思っている方の参考になればと思います。
実際のレポも紹介いたしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「幼児科音楽基礎グレード」って何?
「幼児科音楽基礎グレード」とは、幼児科2年間をとおしてお子さんが身につけた音楽基礎力とその成長を、お子さん・保護者・担当講師で確認し、幼児科以降の学習目標を明確にするために実施されるものです。
「2年間こんなことができるようになったから、これからも頑張ってね。」「これからは、こんなことができるようになるといいね。」というように励ましと目標を与えてくれるものなので、お子さんにとってマイナスになることは一切ありません。
ヤマハ幼児科で2年間頑張ったことの集大成ともいえるイベントなので、ほとんどの方が受験します。
気になる受験料は税込3300円。
合格証書もありますのでぜひ幼児科を終えるお子さんはチャレンジしてみてくださいね。
目次
どんなことをするの?
幼児科のレッスンで身についた音楽基礎力を、5つの項目に分けて確認し、最後にアドバイスをいただきます。
① うたうこと
「ぷらいまりー」の中から好きな曲を1曲選んで、歌詞またはドレミで歌います。
お子さんと一緒にCDを聴きながら、お気に入りの曲を選んであげてくださいね。
直近で歌っている曲を選ぶ子が多いですが、それ以外でも全くかまいません。
歌詞の場合は、1番目だけ歌います。
ウチの子の場合
「だいすき」 (プライマリー1)
発表会のオープニングでも歌って、親子で大好きな曲です。
何度も聴いて練習したため本番でも堂々と歌うことができました。
1番と2番の歌詞がごちゃ混ぜになっていましたが(笑)特に指導されることなく終わりました。
発表会のオープニングでも歌って、親子で大好きな曲です。
何度も聴いて練習したため本番でも堂々と歌うことができました。
1番と2番の歌詞がごちゃ混ぜになっていましたが(笑)特に指導されることなく終わりました。
② きくこと
● メロディー聴唱
先生が弾くメロディをドレミで歌います。
レッスンで歌うメロディー暗唱曲の中から1曲出題されます。
● ハーモニー聴唱
先生が弾くハーモニー(和音)を聴いてドレミで歌います。
ハ長調、ト長調、ヘ長調、ニ短調から複数題出題されます。
ウチの子の場合
メロディー聴唱
「アヴィニョンの橋の上で」
ハーモニー聴唱
ドミソ シファソ ドミソ
ファラド ミシド ミシド
レファラ ドソラ レファラ
メロディー聴唱はプライマリーに楽譜がのっていないので、練習はレッスンのみで家で練習することができなく不安でした。
一方、ハーモニー聴唱は家でも練習していました。
鍵盤が見えないよう子どもに後ろを向かせて、私がハーモニーを弾き、それを当てるという練習をしていました。
「アヴィニョンの橋の上で」
ハーモニー聴唱
ドミソ シファソ ドミソ
ファラド ミシド ミシド
レファラ ドソラ レファラ
メロディー聴唱はプライマリーに楽譜がのっていないので、練習はレッスンのみで家で練習することができなく不安でした。
一方、ハーモニー聴唱は家でも練習していました。
鍵盤が見えないよう子どもに後ろを向かせて、私がハーモニーを弾き、それを当てるという練習をしていました。
③ ひくこと
まさに、「弾く」ことです。
エレクトーンまたはピアノで弾くのかを事前に選びますが、ほとんどの人がピアノを選んでいたと思います。
曲に関して指定はありませんが、プライマリー3またはプライマリー4の中から選んできてねと言われました。
ウチの子の場合
● 「ジプシーのおどり」
● 「おはなのワルツ」
間違えずに弾くことは当然ですが、練習のときに若干強く弾くことを意識していました。
というのも、試験で使われるグランドピアノと、家にある電子ピアノやアップライトピアノとでは打鍵の感覚が異なるからです。
● 「おはなのワルツ」
間違えずに弾くことは当然ですが、練習のときに若干強く弾くことを意識していました。
というのも、試験で使われるグランドピアノと、家にある電子ピアノやアップライトピアノとでは打鍵の感覚が異なるからです。
④ よむこと
楽譜が読めるか、という譜読み問題です。
これは何が出るのかわからないので、普段から音符を読む練習をしておかないと難しいかもしれません。
ウチの子の場合
● 「あかいくつ」冒頭部分
● 「マリオネットのダンス」中間部分
ウチの子は、今でも譜読みが苦手です。
たまたまヤマが当たったからよいものの、こればかりは慣れですね。
何回も何回も楽譜をよむ練習をするしかないのですが、苦手な子は苦手です。
● 「マリオネットのダンス」中間部分
ウチの子は、今でも譜読みが苦手です。
たまたまヤマが当たったからよいものの、こればかりは慣れですね。
何回も何回も楽譜をよむ練習をするしかないのですが、苦手な子は苦手です。
⑤ つくること
メロディに伴奏付けをします。
課題は、プライマリー4の「はと」という曲と決まっているので、やる気がある子は難易度高めの伴奏を用意してたりと、個人差がでてくる項目です。
先生がメロディーを弾き、「なんの曲か分かるかな。」と聞いてきます。
子どもが曲名を答えると、「それじゃ、伴奏をつけて弾いてみよう。」という流れで試験開始です。
ウチの子の場合
ズン チャッ ズン チャッの伴奏形
一般的なズン チャッ ズン チャッの伴奏形にしました。
無難ですね、うん。
同じクラスにいたチャレンジ精神旺盛な男の子は、メロディも変えて発表してました。
音楽を自由に変化させることができるのは、子どもにとっては工作のような感覚なのかもしれないですね。
一般的なズン チャッ ズン チャッの伴奏形にしました。
無難ですね、うん。
同じクラスにいたチャレンジ精神旺盛な男の子は、メロディも変えて発表してました。
音楽を自由に変化させることができるのは、子どもにとっては工作のような感覚なのかもしれないですね。
アドバイスと評価
すべての項目の確認が終わったら、担当の先生と、もう一人の先生からアドバイスをいただけます。
担当の先生はいつも子どもを見ているので主観的なアドバイスになりがちですが、他の先生から客観的なアドバイスをいただけるのはありがたいですね。
「幼児科音楽基礎グレード」は前述したとおり、励ましと目標を与えてくれるものなので、子どもを否定するようなことは一切言いません。
2年間頑張ったことはもちろんですが、音楽に対する前向きな態度を褒めてくださり、同時にピアノを弾くときの指の形、音の出し方など、少し専門的なこともアドバイスいただけたのもとても良かったです。
尚、基礎グレード受験から約1か月後に、郵送で結果が届きました。
満点合格です。
子どもにとっては初めての賞状でとても喜んでいました。
受験当日に注意したいこと
基礎グレードに向けての対策は、レッスン中に先生がアドバイスしてくださるのでそこまで神経質になる必要はありません。
J専出身の私からすると、試験当日、お家でどんな練習をしてきたのかが一番重要な気がします。
課題曲は当日弾いてくる
朝早くから試験を始める会場も多いのか、「1度も練習してこなかった」という話をよく聞きます。
もちろんご近所の迷惑もありますから早朝の練習はムリという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、可能な限り、小さく消音にしてでも1度は鍵盤に触ってから会場入りしたいものです。
ピアノというのは指の感覚で弾くものですから、最悪、鍵盤の上で弾くマネだけでもかまわないと思います。
お洋服の袖は折り返してくる
女の子のお子さまに多いです。
お洋服の袖が手の甲までのびていると非常に弾きにくいですし、先生からも注意されます。
半袖でしたら問題ありませんが、長袖の場合は手首より上になるように折り返すと安心です。
ご挨拶も忘れないで
ご挨拶の有無が結果に結びつくことはありませんが、お子さまの演奏を聴いていただくということで親子でしっかり挨拶をしましょう。
「よろしくお願いします」と大きな声で言うことによって緊張がほぐれ、リラックスして試験にのぞめるようになります。
さて、以上となりますが、これから受験する方の不安や疑問を少しでも取り除くことができましたら幸いです。
それでは、また(´・_・`)