
夜空を彩る夏の風物詩 「花火大会」
鎌倉では昭和24年から花火大会が開催されており、今年は第71回目となります。
海上で打ち上げるため高波や天候の影響を受けやすい鎌倉花火大会ですが、海の上だからこそ大胆な花火がみられることでも有名です。
今回は、令和初の鎌倉花火大会の日程や時間、見どころから穴場スポットまで紹介します。
目次
2019年 鎌倉花火大会 詳しい日程と場所
第71回鎌倉花火大会は、2019年7月10日(水)に開催されます。
打ち上げ時刻は、19:20~20:10
雨天 / 荒天 / 強風 / 高波の場合は中止されます。(予備日はありません)
打ち上げ場所は、由比ヶ浜海岸と材木座海岸です。
2つの海岸は滑川を挟んで隣り合っていて、2kmにわたる海岸線で花火が打ち上げられることになります。
打ち上げ数は約4000発と花火大会としては小規模ですが、昨年は約15万人の人が訪れています。
鎌倉花火大会の見どころ「水中花火」
鎌倉花火大会といえば、半円に花開く水中花火が有名。
水中花火には 「設置式」 「打ち込み式」 「投げ込み式」 の3タイプがあります。
鎌倉花火大会は花火師が点火した花火を直接海に投げ込む 「投げ込み式」 で、水中花火のすぐ近くで高速ボート(打ち込み船)をみることができます。
巻き込まれないように一定の距離をおきながら投げ込む水中花火は、花火師にとって命がけ。
打ち込み船にも注目すると鎌倉花火大会がもっと楽しめますよ。
エコな花火もチェック
鎌倉花火大会では、地元の素材をつかった地産地消の花火も打ち上げています。
江戸時代に作られた「和火」とよばれる黒色花火で、特徴は昔ながらの線香花火のような橙色(だいだいいろ)をしているところです。
じつはこの 「和火」 、鎌倉の山や家庭、寺社教会から切り出した剪定廃材でつくった火薬が使われているんです。
古都鎌倉にぴったりですよね。
多く打ち上げられるわけではありませんが、日本古来の花火「和火」も要チェックです。
定番スポットは大混雑 有料席はまだ間に合うのか
花火大会の本部が設営される滑川周辺は、打ち上げ場所に近くもっとも混雑するエリアです。
二つの海岸は海水浴場でもあり、花火大会当日は昼は海水浴、夜は花火大会と一日プランで訪れている人も少なくありません。
打ち上げ時間の数時間前に来たとしても昼間の海水浴客で既に大混雑していますので、花火大会だけ見にきた人は対策が必要になってきます。
さて、花火大会をゆっくりと鑑賞したい人のために鎌倉花火大会では毎年有料席が販売されています。
大会本部エリアに設置される有料席は、昨年は一席5,500円で500席用意されました。
フルコース並みのお値段なので家族全員はキツイかもしれませんが、カップルやご夫婦におすすめです。
鎌倉花火大会 有料観覧席の申込方法
FMヨコハマラジオショッピング専用受付ダイヤルで申し込みができます。
毎年、発売開始からすぐに売り切れてしまうので、希望される方は早めに予約したほうがよいでしょう。
FMヨコハマラジオショッピング専用受付ダイヤルで申し込みができます。
毎年、発売開始からすぐに売り切れてしまうので、希望される方は早めに予約したほうがよいでしょう。
申込開始日 申込電話番号 申込時間 料金 座席数 |
令和元年 月 日( ) 045-224-1230 平日10:00~17:00 5,500円(税込) 指定500席 |
鎌倉花火大会 穴場スポットを紹介
鎌倉が生活圏内である筆者が、鎌倉花火大会の穴場スポットをこっそり教えます。
材木座海岸
メイン会場であり、穴場スポットでもあるのが材木座海岸です。海水浴場で、由比ヶ浜という名は聞いたことがあっても、材木座は聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
穴場スポットである理由はそこにあります。
由比ヶ浜海岸は毎年企業とコラボした海の家などが並び、海の家だけでも20店弱あります。
対して、材木座海岸は昔ながらの雰囲気をもつ海の家を含めて8店ほど。
活気があるのは由比ヶ浜のほうと言わざるをえませんが、グループ同士でわいわいガヤガヤするよりも落ち着いた雰囲気で花火を楽しみたいのならば材木座海岸が穴場です。
なおアクセスについて、他サイトなどでは最寄駅は江の島電鉄「由比ヶ浜」駅とありますが、地元ではわざわざ材木座海岸に行くために江ノ電には乗りません。
満員の江ノ電に乗るより、鎌倉駅から歩いていくことをおすすめします。
鎌倉駅から材木座海岸までは1.5kmほどですが、大通りから一本道なので迷うこともありません。
鎌倉海浜公園 由比ヶ浜地区
メイン会場近くで花火を見たいけれども混雑で入れないという方は、鎌倉海浜公園をおすすめします。国道に面した鎌倉海浜公園 由比ヶ浜地区は、多目的広場や芝生広場などがありシートを広げることができます。
メイン会場のほぼ真後ろなので、大迫力の花火を見ることができるおすすめ穴場スポット。
難点を挙げるならば、虫さされくらいでしょうか。
携帯型の虫除けや、虫刺されの薬は必ず持っていきましょう。
大パノラマ 披露山公園の展望台
穴場中の穴場が、逗子にある披露山公園です。披露山公園は、逗子にある披露山(標高92m)の山頂にある公園です。
周りには遮るものがなく、展望台からは逗子マリーナ~由比ヶ浜~江の島まで一望できます。
もちろん、鎌倉花火大会も全景をみることができますよ。
では、披露山公園がなぜ穴場中の穴場なのか。
それはズバリ、アクセスが悪いからです。
はじめから披露山公園で花火を見るつもりでないと、花火が始まってからでは行けない場所にあります。
というのも、披露山公園へは逗子駅または鎌倉駅からバスでないと行くことができないからです。
しかも、バスは山の麓までしか行きませんので、あとは延々と急な坂道をのぼることになります。
健脚な方は歩いていけますが、家族連れやなどは逗子駅からタクシーで公園入り口まで行ってもらったほうが良いかもしれません。
外灯も少ないので必ず懐中電灯を持参してくださいね。
リビエラ逗子マリーナの特別観覧プラン
鎌倉花火大会が見えるレストランを探している人、きっといらっしゃると思います。砂浜に座るなんてイヤだ、混雑するのもイヤだ。
もっとスマートにオシャレに花火大会を楽しみたい方向けの穴場スポットがあるんです。
「リビエラ 逗子マリーナ」です。
価格は一人6,000円から22,000円とちょっとお高めですが、観光協会の席が一人5,500円ですから飲み物や食事がつくと思えば安いですよね。
プランは、気軽に利用できるビアガーデンから本格的なイタリアンフルコースまであります。
席には限りがあるので、早めに予約しましょう。
リビエラ逗子マリーナへは、逗子駅からバスで行くことができます。
予約はこちら、
第71回 鎌倉花火大会 リビエラ逗子マリーナ特別観覧プラン専用ページ
から可能です。
いかがでしたか。
知っている方もいらっしゃったかもしれませんが、鎌倉花火大会当日は交通機関が混みあいますので早めの行動をしましょう。
最後に、花火大会に持っていったほうがよい持ち物をリストにしましたので参考にしてください。
花火大会 あったら役立つアイテム
虫よけグッズ
レジャーシート
絆創膏
ウェットシート
チャージ済み鉄道系ICカード
懐中電灯
虫よけグッズ
レジャーシート
絆創膏
ウェットシート
チャージ済み鉄道系ICカード
懐中電灯