
こんにちは。
何としてでも外で働きたくない引きこもり主婦です。
今回は、有名大卒でもなく文才があるわけでもないフツーの主婦が、ライティングの仕事に挑戦したお話を紹介します。
きっかけは広告に釣られて登録
もうね、ネットの罠にまんまと引っ掛かりましたよ。
はい、釣り主は業界大手のサグーワークスです。
「グハハッ、釣った魚は放さんぞ
働け、働け、死ぬまで働けぇぇぇ」
サグーワークスのワンコ(←「さぐる」って名前らしい)の顔が一瞬だけブラックに見えたのは気のせいか。
在宅ワーク! 未経験者歓迎! 高単価!
こんな好条件が三拍子揃った広告を見せられたらポチッとせずにはいられなかったんです。
きっと私だけじゃないよね、ねっ。
目次
案件は早い者勝ちが原則
さて、乗りかかった船だしどんな理由があろうとやるだけやってやろうじゃないかと開き直ったワタシ。
メアドや諸々の登録が済んで、いざ出陣じゃーと思ったら初っ端から高ーい壁に出くわしました。
ズバリ「案件争奪戦」てやつです。
書きやすいジャンルだったり、文字数の割に高単価な案件は1秒でなくなります。
世の中考えることは皆一緒なのよ、と死んだ婆さまが言ってたなあ。
そう、自分がコレお得と考えるものは全人口8割の人が同じこと思ってるんです。
書くとか書かないとか、そんなのどーでも良くなってきます。
この争奪戦に勝てさえすればこっちのもんなんです。
100円200円の案件で、歓喜やショックが繰り広げられる。
これがこの仕事の真実の姿なのです。
100円の仕事でも手を抜くな
100円、されど100円!
せっかく手にしたお宝(←案件)ですから、しっかりお金にしないといけません。
ここで手を抜くと承認されず、争奪戦での歓喜から一気にドヨーーーーンと撃沈することになります。
A型人間なワタシは、この辺はキッチリやるタイプ。
案件について基本はネットでリサーチし、色々なところから知識をお借りして要約するスタイルです。
後々この性格が仇となり引退宣言するのですが、正直に申し上げましょう。
はい、ワタシは100円の案件に1時間かけました。
時給100円ですよ。
厚生労働省の最低賃金みたら、自分が住んでいる県の8分の1でした。
これぞ初心者って感じですよねw
今なら笑ってネタにできるけど、初めはこんなもんですから、はい。
1ヶ月に1万円稼いだけど引退宣言
はじめてのお仕事はおかげさまで無事承認となり、きっかり100円の報酬をいただきました。
そして、小学生のようにひゃっほーいと調子づいたワタシは案件取得のために鬼と化しました。
美容、旅行、ブランド、マナー知識など色々書きましたね。
このおかげかたった1ヶ月でムダに雑学が増えましたw
ただね、
気付いてしまったんです
1日3時間ずっとパソコンに張り付いて、知らないことを調べて文章にする。
自分の興味あることだったらまだしも、興味ないジャンルまで調べなくてはいけない。
これって、最大の時間のムダなのではなかろうか、と。
自分の好きなジャンルだけ引き受ければいいと思う方もいるかもしれませんが、現実それだけでは月1万円は稼げません。
これは、断言します。
高単価を狙うには、他の人が「えっ」と一瞬ひいちゃうような案件もこなさなければならんのですよ。
じゃ、テキトーに書けばいいじゃんって思いますよね。
前述のようにA型人間のワタシはテキトーってのが出来ないんですよ。
どちらにしろ、テキトーに書いた記事はほぼ承認されません。
(←分かる人には分かるらしい)
高単価だけど苦手なジャンル
↓
ぜんぜん分からないから調べるのにも時間がかかる
↓
高単価でも時給100円決定。
はじめて案件を獲得したときのアッツアツのハートはどこにいったのやら。
モチベーションはどんどん下がっていくばかりなのでした。
それから1ヶ月間毎日3時間パソコンと睨めっこして、たしかに1万円稼ぎました。
しかし、ずっとこの生活を続けるのかと思うと気が滅入って引退することにしました。
ライティングの仕事はどんな人向きなのか
一言でいうと、色々なことに興味をもてる人です。
文章が得意とか苦手とか、そんなの関係ありません。
重要なのは、その内容に興味をもって調べることが苦にならないということなんです。
残念ながら私は調べること自体が苦になってしまい引退しました。
ただ、1ヶ月の間にたくさんの雑学の知識を得ることができたのも事実です。
いろんなジャンルのことを知りたい、そんな向上心のある方ぜひぜひライティングのお仕事に挑戦してみてくださいね。